散瞳検査について
定期的に眼科検診を受けている方は、散瞳検査という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
一方、眼科を受診したことのない方は、馴染みがない検査です。
そこでこの記事では、散瞳検査の内容や特徴についてご紹介していきます。
▼散瞳検査とは
■散瞳検査とは
散瞳検査とは、散瞳薬を点眼することで、瞳孔を大きく開く検査です。
通常、瞳孔は明るい所では小さくなり、暗い所では大きくなります。
散瞳検査では、目薬で調節機能を麻痺させて、開いた状態にするのです。
目の症状や状態によりますが、1~2種類の目薬を数回点眼することで、瞳孔が大きくなります。
目薬の点眼後15~30分程度して瞳孔が大きくなったのが確認できれば、さらに眼底検査などを進めていきます。
■散瞳検査の特徴
散瞳検査の特徴は、瞳孔が大きくなっているので普段よりも観察の幅を広げられることです。
通常は瞳孔が開き切っていないので、眼の内側を十分に照らせません。
しかし、散瞳検査により十分に瞳孔が開いた状態なら、眼の奥側を詳しく検査できるのです。
例えば、水晶体や網膜、視神経の状態を調べることができます。
また、屈折度数や眼底などの精密検査も可能です。
▼まとめ
散瞳検査とは、目薬を使って瞳孔を広げてから検査をする方法です。
目薬で瞳孔の調整機能を麻痺させるので、痛みはありません。
通常よりも瞳孔が広がっているので、眼底などの精密検査が可能です。
なお散瞳検査を受けるには、何点か注意点があります。
当医院では詳しくご案内をさせていただきますので、気になる方はお問い合わせください。
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