眼球の構造とは
眼球には、どのような構造と働きがあるのかご存じですか。
大切な役割を担っている眼球の特徴や機能を知ることは、とても重要なことです。
そこで今回は、眼球の構造について解説します。
▼眼球の構造
眼球は奥行き約22~25㎜・重量約6~8gの球形であり、光を受容する小さな感覚器官です。
■外膜
・角膜…厚さは約0.5㎜で血管のない透明の膜のこと
・強膜…繊維質の膜で覆われており眼球を保護する
■中膜
・虹彩…直径10~12㎜、厚さ0.3~0.4㎜であり、外からの光量を調整する
・毛様体…脈絡膜と虹彩と繋がっており、水晶体の厚さを調節する
・脈絡膜…強膜の内側になり、網膜へ栄養と酸素を運ぶ
■内膜
内膜は脈絡膜の内側にあり、0.2~0.5㎜の薄い膜である網膜で構成されています。
網膜には、3つの特殊な機能があるんです。
・黄斑…周辺の網膜よりも黄色に見える部分
・中心窩…黄斑の真ん中にあり、網膜より薄くなっている部分
・視神経乳頭…網膜上の視細胞に繋がっている神経線維
■硝子体
硝子体は、水晶体と網膜の間にあるゼリー状の物質のことです。
色や光の情報を網膜で写すことで、ものを立体的に見ることができます。
■水晶体
水晶体は硝子体と虹彩の間にあり、光の量を調節することが可能です。
また、赤外線や紫外線から目を守る役割を担っています。
▼まとめ
眼球には眼球の外側にある外膜や眼球の中層にある中膜、網膜を構成する内膜などがあり複雑な構造をしています。
もし目に痛みや違和感などがあれば、早めに眼科に受診をして検査を受けることが大切です。
『やまぎし眼科IPLスキンケアクリニック』では、1人ひとりの症状に合わせて対応いたします。
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