肝斑の治療とは?
シミには数多くの種類がありますが、その中で医療による治療が可能なのが肝斑です。
もしも気になるシミが肝斑なのであれば、治療できれいにしたいですよね。
そこで今回は、肝斑の治療について見ていきましょう。
▼肝斑の治療法
■内服薬と外用薬をセットで行う治療法が基本
現在、肝斑の治療法として最も多く選択されているのが、内服薬と外用薬の併用です。
内服薬はトラネキサム酸で、1日に2回から3回に分けて服用します。
トラネキサム酸を用いるのは、メラノサイト活性化因子の働きを抑える作用があるためです。
メラノサイトとは「メラニンを作り出すように」と脳に信号を送る成分で、この働きを抑えることによって肝斑の生成を抑制します。
外用薬に用いるのは、ビタミンCやハイドロキノンです。
人によって差はあるものの、 内服薬と外用薬を組み合わせた肝斑の治療はおよそ2カ月で効果が現れるとされています。
■レーザー治療
先にご紹介した内服薬と外用薬による治療の他に、レーザー治療を行う場合があります。
「レーザートーニング」と呼ばれる低エネルギーのレーザーを照射して、肌に現れた肝斑を消す治療法です。
レーザー治療で注意すべき点は、ホルモンバランスの変化によって逆に肝斑が悪化する可能性があることです。
そのため、女性ホルモン剤を服用されている場合はレーザー治療は控えた方がいいでしょう。
肝斑の治療法を決めるにあたっては、医師と十分に話し合うことが重要です。
▼まとめ
肝斑の治療法のメインは、内服薬と外用薬をセットにして行う方法です。
これに加えてレーザー治療が選択されることもありますので、事前にどんな治療法があるかを知っておくとよいでしょう。
福岡にある当クリニックでは、トラネキサム酸の内服薬を用いた肝斑の治療を行っております。
肝斑にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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