マイボーム腺の役割とは

query_builder 2022/12/22
コラム
28

まぶたには、目を保護するための様々な機能が備わっています。
そのなかでもまぶたの縁にある「マイボーム線」についてご存知でしょうか?
今回は、マイボーム腺の役割についてご紹介いたします。

▼マイボーム線とは
まぶたのふちにある分泌腺で、皮脂を分泌して角膜の乾燥を防いでいます。
マイボーム腺は皮脂腺のひとつですが、他の皮脂腺とは異なり毛がありません。
上下のまぶたにそれぞれ30個程ありますが、肉眼ではほぼわからないのが特徴です。

▼マイボーム線の役割
皮脂の分泌を促す開口部から流れ、まばたきすることで涙の表面に広がります。
そのため涙が蒸発するのを防ぎ、目を乾燥から防ぐ役割があるんです。

▼マイボーム線の機能低下による症状
マイボーム腺の機能が低下すると、ドライアイの原因になってしまいます。
またマイボーム腺の機能低下で生じる症状は、以下の通りです。

・眼精疲労
・目の異物感および不快感
・目のかゆみ
・目が赤くなる
・ものもらいができやすくなる
・眼脂が出やすくなる
・まぶたが重みや熱感
・まつげがぬけやすい
・寝起きに目が開きづらい

▼まとめ
マイボーム腺はまぶたにある皮脂腺で、目の油分を調整して目を乾燥から守ってくれる部分です。
またマイボーム線の機能が低下すると、目に様々なトラブルが起きる場合があります。
当サロンでは、目や肌に関する治療を行っております。
目の違和感や疲れを感じているのであれば、ぜひ一度ご来院ください。

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