ブルーライトの影響とは
ブルーライトは、普段使っているスマートフォンやパソコンやから出ている光です。
目への影響としては、ネガティブな印象が多いのではないでしょうか。
しかし、ブルーライトはもともと健康を維持するうえで重要な役割があります。
そこで今回は、ブルーライトの影響についてご紹介いたします。
▼ブルーライトとは
光には、目に見える光と目に見えない光の2種類があります。
目に見える光は「可視光線」と呼ばれ、380~780nmの波長を持っています。
ブルーライトは、そのなかでも波長が最も短い380~500nmの光です。
▼ブルーライトの影響
■懸念される影響
ブルーライトは太陽光だけではなく、パソコンやスマートフォンなど身近な機械の画面からも発せられています。
長時間浴び続けると、目や心身に良くない影響を与える可能性があるんです。
近年は、電子機器の普及によって光線を浴びる量が増加している傾向にあります。
時間帯によっては体内時計のリズムが乱れるため、不調を伴う症状が現れるのです。
主な症状は、下記の通りです。
・眼精疲労
・体内時計の乱れから新陳代謝の遅れ
・頭痛や肩こり
・睡眠リズムの乱れ
・睡眠不足による精神的な不調
本来はブルーライトを浴びる時間ではない夜間に浴びることが、原因であると考えられます。
そのため就寝前はスマートフォンの使用を控え、体内時計のリズムをずらさないことが大切です。
■良い影響
ブルーライトは、太陽光に含まれる光です。
目の中にある網膜の視細胞に作用することで、体内時計を整える効果があります。
体内時計が乱れてしまうと睡眠障害を起こしてしまい、健康な生活に支障が出る場合があるんです。
そのため生活リズムを整えてくれるブルーライトは、健康でいるためには重要な光でもあります。
▼まとめ
ブルーライトは太陽光にも含まれる光線で、目に入ることで体内時計を整えられるほど影響の強い光です。
しかし、夜間に浴びると体内時計のリズムが狂ってしまう場合がありますので、就寝前に浴びることは避けましょう。
当クリニックでは目や肌に関するお悩みやご相談を承っておりますので、気軽にお問い合わせください。
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